2022.05.28
〈 一覧に戻る自分ではなかなか確認することができず、気づいた時には進行してしまっていることが多いつむじハゲ。
「久しぶりに写真を撮ったら、想像以上に頭頂部の髪が減っていた」「最近つむじ周辺の地肌が目立つ気がする…」
当サロンにも、こういったお悩みでご来店いただく方が多くいらっしゃいます。
つむじは自分では見えにくいところなだけに、どこからがつむじハゲか?という基準がわかっていないと、薄毛の初期段階で気づくことも難しくなってしまいます。
そこで今回は、どこからがつむじハゲになるのか?つむじハゲの見分け方や基準、つむじハゲの原因とおすすめの対策法について解説します。
つむじハゲかどうか気になるという方は、是非参考にご覧になってみてください。
つむじハゲかどうかを見分ける方法として、つむじハゲの4つの特徴をご紹介します。
ご自身に当てはまる特徴があるか、チェックしてみましょう。
つむじは、毛流といって通常キレイな渦を巻いた状態の毛の流れになっています。
人によって渦が右回りだったり左回りだったりしますが、どちらの毛流であっても、健康なつむじであれば、渦の中心のところだけ地肌が見えている状態です。
つむじハゲが進行してくると、毛流が乱れはじめ、渦の中心だけ見えていた地肌が徐々に広がり、地肌が透けて見える面積が大きくなっていきます。
これは、つむじ周辺の髪の毛が細くなっていたり、毛量が減っているサインとなるので、つむじハゲになっている可能性が高いです。
健康な頭皮は青白い色をしているってご存知でしたか?
普段はあまり気にすることはないかもしれませんが、頭皮のコンディションは色によっても左右されます。
つむじ周辺の頭皮が赤かったり、茶色っぽくなっていると、頭皮が乾燥していたり、日焼け、炎症を起こしている可能性があります。
頭皮環境の悪化は、抜け毛や薄毛を招く原因となりますので、頭皮の色をチェックすることも、つむじハゲかどうかを見分ける方法の一つとなります。
つむじハゲかどうか気になる時は、つむじ周辺の髪の毛の状態もチェックしてみましょう。
正常な髪の毛であれば、それぞれ一定の太さや長さが保たれています。
これが薄毛の状態になってくると、つむじ周辺に細くて短い、成長が不十分な髪の毛が混ざってくるようになります。
産毛のように細くて短い髪の毛が増えてくると、髪の密度を保てなくなり、地肌が透けるようになってきます。
つむじ周辺に細くて短い髪の毛が増えていると感じる場合は、ヘアサイクルが乱れはじめている目安となるので、つむじハゲが進行している可能性があります。
正常なつむじは、渦を巻いていて毛流がはっきりしています。
つむじハゲが進行してくると、つむじ周辺のボリュームが減ったり、産毛のような細くて短い髪の毛が増えるので、キレイな渦状の毛流を維持することができなくなります。
このような状態になってくると、毛流が乱れて直線状になったり、毛量が減っているので髪の毛のセットもしにくくなります。つむじハゲが進行している状態と言えるでしょう。
つむじハゲの原因として考えられるものは、いくつかあります。
それらの複数の原因が重なることで、つむじハゲが進行している場合もありますので、主にどんな原因があるか一つずつ解説していきますね。
つむじハゲの原因として挙げられる一つに、AGAがあります。
AGAの薄毛のパターンとして、生え際、前頭部、頭頂部(つむじ周辺)の3箇所が薄くなりやすいという特徴があります。
AGAの進行スピードは人によって異なり、1〜2年のうちに急激に進行してしまう方もいれば、じわじわと時間をかけて進行していき、気づいた時にはつむじハゲになっていた…という方もいます。
AGAは、遺伝による影響も大きく、進行してしまうと自然に元に戻ることはありません。放置してしまうと、どんどん進行してしまう可能性があるため早めの対策が必要です。
つむじハゲは、生活習慣の乱れが原因で起こることがあります。
身体に良くない生活習慣は、髪の毛にとっても良くない習慣となります。
日本人は、頭頂部つまりはつむじから薄毛になりやすい傾向があると言われていますので、日頃から生活習慣を整えることを意識しましょう。
【栄養不足】
髪の毛は食べたものから作られると言われるほど、栄養状態に左右されます。
栄養状態が悪いと健康な髪の毛が育ちにくくなり、仮にダイエットなどで栄養が不足してしまうと、抜け毛が増えたり、つむじハゲを進行させる原因となります。
【睡眠不足】
睡眠不足の状態が続くと、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンがうまく分泌されず、健康な髪の毛が育ちにくくなります。
【喫煙】
タバコを吸うと、血管が収縮して頭皮に必要な栄養素が運ばれなくなります。
【飲酒】
お酒を過度に摂取すると、アルコールを分解する時に髪の毛に必要な栄養素がたくさん消費されてしまいます。
つむじハゲは、頭皮環境が悪化することでも起こります。
【つむじハゲの要因となる頭皮状態】
乾燥している
日焼けしている
皮脂やフケがある
炎症がある
頭皮は、身体のなかで最も皮脂腺が多いところになり、それに伴って皮脂分泌も多いところになります。
そのため、シャンプーのすすぎ残しがあったり、きちんとした頭皮ケアができていないと、頭皮の皮脂の酸化しやすくなったり、雑菌が繁殖して炎症を起こすなどの頭皮トラブルを招きます。
こうした頭皮トラブルにより、毛根がダメージを受けたり、蓄積された皮脂汚れが毛穴をふさいでしまうと、つむじハゲを進行させる原因となります。
過度なストレスにより自律神経が乱れることも、つむじハゲの原因の一つとなります。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、それぞれ身体を緊張させたり、リラックスさせたりという役割があります。
ストレスがかかると、交感神経が優位になり緊張している状態が続くことで、血流が悪くなったり、睡眠の質が低下したり、内臓機能が低下したりといったさまざまな不調が現れます。
これらによって、成長ホルモンがうまく分泌されない状態となり、髪がうまく成長できずつむじハゲを進行させる原因となってしまうのです。
ここからは、つむじハゲの予防や改善に効果的な対策方法について解説していきます。
健康な髪の毛が生えやすい状態を作るためには、日頃から栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。
なかでも、髪の毛にとって良いとされる栄養素、タンパク質、ビタミン、ミネラルは積極的に取り入れるようにしてくださいね。
ストレスや運動不足、睡眠不足なども健康な髪の毛の成長を妨げる要因となります。
できれば1日1回、20分程度ウォーキングなどの有酸素運動をすると、代謝も良くなりおすすめです。
また、1日7~8時間程度の質の良い睡眠をとることも大切です。眠りにつく90分前ぐらいを目安に、湯船に浸かって体を温めたり、て寝る前に軽いストレッチなどを行うようにしましょう。
間違ったヘアケアは、髪や頭皮に負担をかけることにつながります。
ご自身の頭皮状態にあったシャンプーを使い、洗髪の仕方やドライヤーでの乾かし方など、正しくケアできているか細かくチェックしてみましょう。
また、洗浄力が強いシャンプーを使い続けると頭皮トラブルを引き起こす要因となるため、なるべく頭皮に負担の少ないシャンプーを選ぶこともおすすめです。
つむじハゲの進行度合によって、育毛剤や発毛剤を使用してみるのもおすすめです。
つむじハゲの予防や髪の毛を元気にすることを目的とした場合は育毛剤、地肌が透けてみえる状態のつむじハゲや、新しい髪を生やす目的であれば発毛剤を使用してみましょう。
つむじハゲが気になり始めた方は、早めに専門家に相談して、ご自身にあった対策をはじめられることをおすすめします。
いかがでしたか?
今回は、つむじハゲの特徴や見分け方、効果的な対策法について解説いたしました。
つむじはなかなか自分では確認しにくいところなので、「気がついた頃にはつむじハゲがかなり進行してしまっていた…」という方もいらっしゃいます。
つむじ周辺のボリュームが減っていたり、以前より地肌が見えやすくなっているなど、気になる症状がある場合は、まずは早めに専門家に相談してみることをおすすめします。
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