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Column コラム

2022.07.04

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ノコギリヤシは抜け毛予防に効果的?期待できる効果や注意点について解説

薄毛が気になる方に注目されている「ノコギリヤシ」は、男性の排尿症状の改善効果があり、海外では医薬品として使われているところもあります。

噂されているように、実際にノコギリヤシは抜け毛や薄毛予防に効果があるのでしょうか?

そこで今回は、ノコギリヤシに期待できる効果や注意点について解説していきます。

抜け毛や薄毛が気になっている方や、ノコギリヤシについて詳しく知りたいという方は是非参考にご覧になってみてください。

そもそもノコギリヤシってどんなもの?

ノコギリヤシは、ヤシ科に属する植物の一つで、アメリカ南東部を原産地としています。

実の大きさはオリーブの果実と同じぐらいで、海外では「ソーパルメット」や「サバル」と呼ばれ、健康に良いとされる有効成分を豊富に含んでいます。

葉っぱの形がギザギザとしていてノコギリのように見えることから、ノコギリヤシという名前がつけられたそうです。

ノコギリヤシは、主に男性の滋養強壮に効果がある植物として、先住民の時代から愛用されてきたメディカルハーブの一種であり、β‐シトステロールや脂肪酸(オレイン酸・ラウリン酸など)、フィトステロールといった有効成分が多く含まれています。

【β‐シトステロール】

植物ステロールの一つ。摂取しすぎたとしても健康に悪影響を及ぼすことはなく、コレステロール値を下げる効果がある。

イギリス、ドイツ、フランス、ハンガリー、スウェーデンなどのヨーロッパ諸国では、ノコギリヤシが前立腺肥大の改善を目的とした医薬品として認証されています。

日本では、現段階でノコギリヤシの効能について医学的効果を立証できるデータがないため、医薬品としては使用されていませんが、主にサプリメントの原料として使用されています。

ノコギリヤシに期待できる効果とは?

健康に良いとされる有効成分を含んだノコギリヤシを摂取すると、どんな効果が期待できるのでしょうか?

ここからは、ノコギリヤシが抜け毛予防に良いとされる理由や、期待できる効果について解説していきますね。

抜け毛や薄毛の改善効果

ノコギリヤシに含まれる、ステロールやオクタコサノールという成分には、5αリダクターゼやジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える効果があると言われています。

頭皮にある5αリダクターゼ(還元酵素)が、男性ホルモンの一つであるテストステロンと結合すると、ジヒドロテストステロンが生成されます。これが、AGA(男性型脱毛症)をはじめとした薄毛のきっかけとなる酵素です。

ジヒドロテストステロンが、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体であるアンドロゲンレセプターと結合すると、TGF-βという脱毛因子が生まれます。この脱毛因子には、ヘアサイクルを乱す作用があり、髪の成長期が短くなってしまうと抜け毛が増え、AGAを進行させる要因となります。

ノコギリヤシには、これらAGAのきっかけとなる5αリダクターゼやジヒドロテストステロンの生成を抑制する効果があるため、抜け毛や薄毛の改善につながるのです。

2012年には、実際に臨床研究が行われ、24ヶ月に渡ってノコギリヤシを服用した患者さんのうち、およそ38%の方に薄毛改善の効果が確認されたという文献もあります。

排尿障害の改善効果

ノコギリヤシには、前立腺肥大が原因で起こる排尿障害を緩和・改善する効果があるとされています。

前立腺肥大を発症すると、尿道が圧迫され、尿が出にくくなるという症状がありますが、ノコギリヤシの成分に含まれるβ‐シトステロールには、血中のコレステロール値を下げる効果があるため、排尿時の不快感や頻尿を改善してくれます。

欧米諸国でも、ノコギリヤシを治療に用いるのは、前立腺肥大の改善を目的としている場合がほとんどです。

ノコギリヤシに副作用はある?

日本では、ノコギリヤシはサプリメントから摂取することが主流となっています。

サプリメントとなると法律上の扱いはあくまで食品であり、医薬品ではないため薄毛の改善が保証されているものではありません。

ただし、効能が期待できる可能性は高いため、さまざまなノコギリヤシを配合したサプリメントが流通しています。

なかには、いわゆる偽物のノコギリヤシを使った粗悪品も存在しているため、消費者庁が定める機能性表示食品に申請する動きも始まっているようです。

ノコギリヤシは植物ですので、摂取しても副作用が出ることは少ないとされています。副作用があっても胃腸の不快感など軽度なもののようです。

ノコギリヤシの一日あたりの摂取量は?

ノコギリヤシの一日あたりの摂取量ですが、日本では現状既定の摂取量が定められておりません。

ヨーロッパ諸国では、ノコギリヤシの摂取量を一日あたりおよそ300mlほどにすることが推奨されています。

症状を早く改善したいがために、摂取量を増やすことは絶対にやめましょう。ノコギリヤシを大量に摂取すると、頭痛、腹痛、下痢、めまい、吐き気などの副作用が出る可能性があるため、摂取量には十分注意してくださいね。

ノコギリヤシを摂取しないほうがいい人は?

ここからは、安全性の確保が難しいという理由から、ノコギリヤシの摂取を避けたほうがいい人について解説します。

女性・子供

ノコギリヤシの臨床実験は、成人男性を対象とした場合を中心に行われています。

そのため、女性や子供に対する有効性や安全性がほとんどわかっていません。

また、ノコギリヤシはホルモン分泌に関わってくるため、女性の場合はホルモンに何らかの影響を及ぼす可能性があり、子供の場合は成長過程にあるホルモン分泌に異常をきたす可能性があると考えられます。

抗血液凝固薬・抗血小板薬を服用している

いわゆる血流を良くする薬を服用している場合、ノコギリヤシとそれらの薬を併用すると、ノコギリヤシが持つ血液をサラサラにする効果との相互作用により、止血しにくくなる可能性があります。

抗血液凝固薬・抗血小板薬を服用している場合は、必ず医師に相談しましょう。

AGA治療薬を服用している

AGA治療薬であるフィナステリドとノコギリヤシには、同じ作用をもつ成分が含まれています。

どちらも有効性や安全性をもとに、成分の配合量が計算されているものの、両方を同時に摂取することで結果的に過剰摂取になってしまいます。

もしもAGA治療薬との併用を考えている場合は、自己判断せず、必ず医師に相談しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ノコギリヤシに期待される効果や注意点について解説いたしました。

ノコギリヤシは、ヨーロッパ諸国では医薬品として使用されているところもあり、抜け毛予防や薄毛の改善、排尿症状の改善などに効果的です。

日本ではまだまだ研究段階であるノコギリヤシですが、副作用が少ないというメリットもあるため、抜け毛や薄毛の進行予防に気軽に試してみることをおすすめします。

薄毛は進行性の場合がほとんどなので、何から対策すればいいかわからないという方は、まずは専門家に相談してみることで、ご自身にあった対策を知ることができますよ。

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