2022.06.28
〈 一覧に戻る抜け毛や薄毛が気になって、シャンプーを変えてみたり、育毛剤を使ってみたりと、ご自身で色々な対策を行っている方も多いと思います。
しかし、色々対策しているにも関わらず、あまり効果が実感できないという方のお話を伺っていくと、実は便秘がちだったり、日頃から腸内環境が良くないという方が意外と多いです。
腸内環境と薄毛は、一見関係ないようで実は大きく関係しています。
そこで今回は、腸内環境と抜け毛や薄毛の関係性について詳しく解説していきます。
普段便秘がちな方や、抜け毛や薄毛が気になっている方は是非参考にご覧になってみてください。
普段便秘がちだったり、腸内環境が乱れる原因は、主に生活習慣が大きく影響しています。
【腸内環境が悪くなる原因】
・ストレスを抱えている
・過度な飲酒
・喫煙
・睡眠不足
・運動不足
・動物性の脂質を多く摂取している
・酸化した油の摂取
腸内環境が悪くなると、便秘をはじめとし、肌や健康状態など全身に影響を及ぼします。
また、慢性的に腸内環境が悪い状態が続いてしまうと、疾病の原因につながることもあるため、腸内環境を良くすることはとても大切です。
【腸内環境が悪化すると起こる症状】
・肌の乾燥
・頭皮の荒れ
・免疫力の低下
・高血圧
・自律神経の乱れ
腸は大まかに分けると小腸と大腸の二つの臓器から成り立っています。
小腸は食べたものを吸収し、ウイルスなどから体を守る免疫機能が備わっています。
大腸は便を生成するだけでなく、実は健康に大きく関与しているところになります。
私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、その数はなんと約1000種類で、100兆個もの細菌が小腸から大腸にかけて生息しています。
これらのさまざまな細菌がバランスを取ることで腸内環境を良い状態にしているのです。
腸のなかを顕微鏡で覗くと、100兆個もの細菌がまるでお花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。
腸内フローラには、健康に関わる3つの役割があります。
【腸内フローラの役割】
①消化できない食べ物を、体に良い栄養物質へ作り変える。
②腸内の免疫細胞を活性化させ、病原菌などから体を守る。
③腸内フローラのバランスを保つことで、健康を維持する。
健康な状態に導く腸内フローラのバランスには、腸内細菌の種類がカギとなっています。その腸内細菌は大きく3つに分類されています。
【腸内細菌の種類】
①善玉菌
善玉菌は体に良い働きをしてくれる菌です。ビフィズス菌や乳酸菌のフェーカリス菌やアシドフィルス菌が代表的で、悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促すことでお腹の調子を整えてくれます。
②悪玉菌
悪玉菌は体に悪い働きをする菌です。ウェルシュ菌などが代表的で、腸内で有害物質を作り出します。
悪玉菌は、脂質や動物性のタンパク質を好み、増殖すると便秘や軟便、下痢などを引き起こし、お腹の調子が悪くなります。
③日和見菌
日和見菌は善玉菌、悪玉菌どちらにも属さない菌です。腸内の善玉菌・悪玉菌の多いほうに味方します。
この腸内フローラの3種類の菌のバランスが、お腹の調子や健康、抜け毛や薄毛にも影響してきます。
そのため、何らかの原因で腸内の悪玉菌が多くなってしまうと、悪玉菌が作り出す有害物質も増え、便秘や下痢、肌荒れやアレルギー、抜け毛や薄毛などを引き起こす原因となってしまうのです。
腸内環境が悪い=腸内に悪玉菌が多い状態になると、便秘になりやすくなります。
便秘の状態が続くと、血行不良を引き起こしたり、栄養の吸収率が低下するため、健康な髪の毛が育ちにくい状態へとつながります。
便秘になると多くの方が感じると思いますが、お腹が張って苦しくなります。
これは、体外に排泄されるはずの便が、腸内に残ることで悪玉菌がどんどん増殖してしまい、食べたものを腐敗させ、それによってガスが発生するためお腹が張ってきます。
便秘の状態が続くと、大腸の狭い空間にガスや便がパンパンに閉じ込められた状態となるので、腸全体の働きが悪くなってしまうのです。
これらのことから、食欲が減退したり、内臓のさまざまなトラブルに繋がり、血流も悪くなってしまいます。
すると、末端にあたる頭皮や毛根にまで栄養が届かない状態となり、新陳代謝も低下して、髪が細くなったり抜け毛が増える原因となります。
便秘の状態が続くと、栄養の吸収率が低下する可能性が高いです。特に、便秘がちな方は、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸といった髪の毛の成長に必要とされる栄養素の吸収率が低くなると言われています。
髪の毛などを合成する毛根は、実は毎日多くの細胞分裂を起こすことで髪の毛を伸長させているため、毛根周辺というのは他の臓器に比べると酸化物が発生しやすく、ダメージを受けやすい組織となります。
そのため、便秘によって栄養不足の状態が続くと、髪の毛が酸化ストレスに耐え切れず白髪が増える原因となったり、抜け毛や薄毛を引き起こすリスクが高まるのです。
腸内環境を整えるには、食事や生活習慣を整え、腸内の善玉菌を増やすことがカギとなります。
ここからは、腸内環境を整えて善玉菌を増やす方法について解説していきますね。
善玉菌を増やす代表的な食品は「プロバイオティクス」と呼ばれ、主に乳酸菌やビフィズス菌などが挙げられます。これらは、納豆やチーズ、キムチや漬物といった発酵食品に多く含まれています。
また、善玉菌を活性化させる食品として、食物繊維やオリゴ糖があります。これらは善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整える手助けをしてくれます。
腸内環境を整えるとなると、どうしても食事にばかり目がいきますが、生活習慣を整えることも大切です。
ストレスを軽減させることを意識したり、質の良い睡眠をとることは勿論ですが、ウォーキングや筋トレなどの適度な運動を日常的に行うことで、腸の蠕動運動を活発にして便秘を予防することができます。
このように、生活習慣を整えることで腸内の悪玉菌の割合が減り、腸内環境を良い状態に保つことにつながります。
いかがでしたか?
今回は、腸内環境と抜け毛や薄毛の関係性について解説いたしました。
せっかく髪の毛のために飲んでいるサプリメントや健康食品があったとしても、腸内環境が悪いと、栄養素がうまく取り込めていないばかりか、抜け毛や薄毛につながる可能性もあります。
抜け毛や薄毛でお悩みの方は、外側のケアだけでなく、体の内側から整えていくことも非常に重要です。普段から便秘がちな方や、お腹の調子が悪い方は腸内環境を整えることから意識していきましょう。
ご自身だけの対策では不安という方は、一度専門家に相談することをおすすめします。
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